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解体後の確認ポイント

  • 執筆者の写真: おうちのものさし
    おうちのものさし
  • 8月11日
  • 読了時間: 3分


名古屋で中古マンション専門の売買・リフォーム・リノベーションを行っている「おうちのものさし」です。

雨の日はあまり元気が出ないですが、暑さのおかげで最近は雨の日も元気な気がします、、


先日、進行中のマンションリノベーション現場で解体後の確認に行ってきました。



解体前
解体前
解体後
解体後

















      



物件探しの段階で、図面や現地確認、そしてこれまでの経験値から「できること・できないこと」はだいたい判断できます。

それでも、実際に解体してみないと見えてこない部分は少なくありません。

今回は、解体後に必ずチェックするポイントをまとめます。




図面と現場はやっぱり違う

マンションの竣工図面や管理組合からもらう図面は、あくまで当時の設計情報。

実際には改修や配管の更新が行われていたり、施工時の誤差があったりして、図面通りではないことも多いです。





解体後に必ずチェックする5つのポイント


  1. 構造体の状態  耐力壁・梁・柱の位置や劣化の有無を確認。クラックや欠けも要チェック。


  2. 配管の経路と劣化具合  給排水管の位置や材質、サビや漏水跡の有無を確認。移設の最終可否もここで判断。


  3. 電気配線と容量  分電盤の容量や配線ルートを把握し、移設ルートの妥当性を確認。


  4. 下地の状況  床・壁・天井下地の腐食や防音材・断熱材の有無をチェック。


  5. 共有部との境界条件  管理規約で制限されている部分(サッシや配管スペースなど)を現物で確認。



必死に大工さんに収まりを伝える人
必死に大工さんに収まりを伝える人

まとめ


物件選びの段階で多くの判断は可能ですが、解体して初めて見える事実も必ずあります。

解体後の現場確認は、リノベーション成功のための「最後の大きな見極めポイント」です。


弊社では、たとえ些細なことでも解体後にしかわからない部分は事前に必ずお伝えするようにしております。

今回も、排水管の移設が希望通り可能か不明確でしたが、結果的に希望以上のルートが確保でき、お施主様にも喜んでいただけました。


臆病になりすぎている気もしますが…

わからないことは正直にお伝えさせていただいておりますので、その点はどうかお許しくださいませ。


今年のお盆休みは、帰省や旅行で家族と過ごす方も多いと思います。

そんな時だからこそ「住まいのこれから」について話し合ってみるのもおすすめです。






ちなみに弊社はお盆休みは特になく、通常通り活動しております。

お休み中に浮かんだリノベーションのアイデアやご相談も、どうぞお気軽にお声かけください。

お盆明けにはまた現場も本格的に動き出しますので、私たちも気持ち新たに良い住まいづくりを進めてまいります。


 
 
 

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